XP-PEN 液タブの解像度設定が正しくない時の対処法

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XP-PEN 液タブ 解像度設定 不具合 対処法

はじめに

XP-PEN の液タブをご利用の際、解像度設定が意図した通りにならず、画面表示がおかしい、描画がずれるといった問題に直面することがあります。本記事では、これらの解像度設定の不具合に対する具体的な対処法を、PC側の設定、ドライバー設定、およびハードウェア接続の観点から詳細に解説します。

PC側の解像度設定の確認と調整

ディスプレイ解像度の確認

まず、お使いのPCのディスプレイ解像度が液タブの推奨解像度と一致しているか確認します。液タブの解像度は、一般的に製品仕様として明記されています。

Windows の場合:

  • デスクトップを右クリックし、「ディスプレイ設定」を選択します。
  • 「ディスプレイの解像度」の項目で、液タブの推奨解像度(例: 1920 x 1080、2560 x 1440 など)が選択されているか確認します。
  • もし推奨解像度が選択肢にない場合は、グラフィックドライバーが最新ではない、またはPCの性能が対応していない可能性があります。

macOS の場合:

  • アップルメニューから「システム設定」を開きます。
  • 「ディスプレイ」を選択します。
  • 液タブが外部ディスプレイとして認識されている場合、そのディスプレイの設定画面で解像度を確認・変更できます。
  • 「解像度」の項目で、液タブの推奨解像度を選択します。

マルチディスプレイ設定の確認

液タブを外部ディスプレイとして使用している場合、PCのマルチディスプレイ設定が適切に行われているか確認します。特に、表示モード(拡張、複製など)や、液タブをプライマリディスプレイにするかどうかが重要です。

Windows の場合:

  • 「ディスプレイ設定」画面で、「マルチディスプレイ」の項目を確認します。
  • 「表示画面を複製する」「表示画面を拡張する」といった選択肢があり、液タブの表示が意図した通りになっているか確認します。
  • 描画のずれが生じる場合、「表示画面を拡張する」設定にし、液タブをPCのデスクトップ画面の一部として使用することが推奨されます。
  • 「ディスプレイの配置」で、液タブの物理的な位置関係を正しく設定することも、描画のずれを防ぐ上で重要です。

macOS の場合:

  • 「システム設定」の「ディスプレイ」画面で、外部ディスプレイの配置を調整できます。
  • 液タブをPCのデスクトップ画面として拡張して使用する場合は、「ディスプレイをミラーリング」のチェックを外します。

スケーリング設定の確認

OSやアプリケーションによっては、画面表示を拡大・縮小する「スケーリング」機能が有効になっている場合があります。これが解像度設定の不具合につながることがあります。

Windows の場合:

  • 「ディスプレイ設定」画面の「拡大縮小とレイアウト」で、「テキスト、アプリ、その他の項目を拡大・縮小する」の倍率を確認します。
  • 液タブとPC本体のディスプレイで異なる倍率が設定されている場合、描画のずれや拡大縮小の不整合が発生する可能性があります。
  • 可能であれば、液タブの表示倍率を 100% に設定するか、PC本体のディスプレイと同一の倍率に設定することを推奨します。
  • 特定のアプリケーション(描画ソフトなど)のみでスケーリングがおかしい場合は、そのアプリケーションの設定内でスケーリングオプションを確認・調整する必要がある場合もあります。

macOS の場合:

  • 「システム設定」の「ディスプレイ」設定で、解像度として「テキストサイズ」や「仮想解像度」が選択されている場合、これがスケーリングに相当します。
  • 液タブのネイティブ解像度に近い設定を選択することで、問題が解消されることがあります。

XP-PEN ドライバー設定の確認と再インストール

ドライバーのバージョン確認

液タブの正常な動作には、最新のドライバーが不可欠です。古いドライバーや破損したドライバーは、解像度設定の不具合の主要な原因となります。

確認方法:

  • XP-PEN の公式ウェブサイトから、お使いの液タブのモデルに対応した最新ドライバーをダウンロードします。
  • 現在インストールされているドライバーをアンインストールし、PCを再起動してから、ダウンロードした最新ドライバーをインストールします。
  • ドライバーのインストール中に、液タブがPCに接続されていることを確認してください。

ドライバー設定ツールの確認

XP-PEN のドライバー設定ツール(ペンタブレット設定、PENTABLET など)には、解像度や画面割り当てに関する詳細な設定項目があります。

設定項目:

  • 画面設定: ここで、液タブがPCのどのディスプレイ領域にマッピングされるかを設定します。
    • 「全画面表示」を選択すると、液タブ全体がPCのデスクトップ領域全体に表示されます。
    • 「領域指定」を選択すると、PCのデスクトップ領域の一部を液タブに割り当てることができます。
  • 解像度設定: ドライバー設定ツール内で、液タブの解像度を明示的に設定できる場合があります。PC側の設定と、ドライバー側の設定が矛盾していないか確認し、両方とも液タブの推奨解像度に設定します。
  • 「ペンモード」と「マウスモード」: これらのモードが適切に選択されているか確認します。通常、液タブでは「ペンモード」が使用されます。

注意点:

  • ドライバー設定ツールを開く前に、液タブがPCに正しく接続され、認識されていることを確認してください。
  • 設定を変更した後は、必ず「適用」または「OK」ボタンをクリックして設定を保存し、PCを再起動することが推奨されます。

ドライバーのクリーンインストール

上記の設定を行っても問題が解決しない場合、ドライバーのクリーンインストールを試みます。これは、単にドライバーをアンインストールして再インストールするだけでなく、一時ファイルやレジストリに残った設定情報なども削除する方法です。

  1. まず、PCにインストールされているXP-PENドライバーをすべてアンインストールします。
  2. PCを再起動します。
  3. ダウンロードした最新のドライバーのインストールファイルを右クリックし、「管理者として実行」を選択してインストールを開始します。
  4. インストール中に、指示に従って液タブを接続します。

ハードウェア接続の確認

USB ケーブルの接続

液タブとPCを接続する USB ケーブルが、しっかりと奥まで差し込まれているか確認してください。接触不良は、データの伝送エラーを引き起こし、解像度設定の不具合につながることがあります。

  • 可能であれば、別の USB ポートに接続してみます。USB 3.0 ポートが推奨される場合が多いですが、PCによっては USB 2.0 ポートでも問題なく動作する場合があります。
  • USB ハブを使用している場合は、直接 PC の USB ポートに接続してみてください。

HDMI / DisplayPort ケーブルの接続

映像信号を液タブに送るための HDMI ケーブルや DisplayPort ケーブルも、しっかりと接続されているか確認します。こちらも接触不良は表示の問題を引き起こします。

  • ケーブルが損傷していないか目視で確認します。
  • 可能であれば、別の HDMI / DisplayPort ケーブルで試してみます。
  • PC 本体に複数の映像出力端子がある場合、別の端子に接続してみます。
  • 液タブのモデルによっては、USB-C ケーブル一本で映像とデータ伝送を同時に行えるものもあります。この場合、USB-C ポートが正しく接続されているか確認します。

AC アダプターの接続

一部の液タブでは、安定した動作のために AC アダプターからの給電が必要です。AC アダプターが正しく接続され、電源が入っているか確認します。

まとめ

XP-PEN 液タブの解像度設定が正しくない場合、PC側のディスプレイ設定、ドライバー設定、そしてハードウェア接続のいずれかに問題がある可能性が高いです。本記事で解説した各項目を順に確認し、問題の特定と解決に役立ててください。特に、PCの解像度設定、ドライバーの最新化と再インストール、そしてケーブルの確実な接続は、多くの解像度関連の問題を解決する鍵となります。