XP-PENの板タブを持ち運びにおすすめのモデル

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XP-PEN 板タブ 持ち運びにおすすめモデル

はじめに

XP-PENは、イラストレーターやデザイナーを中心に人気の高いペンタブレットメーカーです。特に板タブレットは、その携帯性の高さから、外出先での制作活動や、限られたスペースでの作業に最適です。本記事では、XP-PENの板タブレットの中から、持ち運びに特におすすめのモデルとその特徴、そして購入を検討する上で役立つ情報を、詳しくご紹介いたします。

持ち運びにおすすめのモデル

XP-PENの板タブレットは、様々なサイズや機能のモデルが展開されていますが、持ち運びを第一に考えるなら、以下のモデルが特におすすめです。

Artistシリーズ (8インチ~10インチモデル)

Artistシリーズは、XP-PENの中でも人気の高いシリーズであり、特に8インチから10インチ程度のモデルは、携帯性と描画領域のバランスが取れており、持ち運びに適しています。

Artist 10 (2nd Gen)

Artist 10 (2nd Gen)は、IPSディスプレイを搭載した液晶タブレットでありながら、比較的コンパクトなサイズ感を実現しています。

  • 画面サイズと携帯性: 10.1インチの画面は、ある程度の描画領域を確保しつつも、ノートパソコンの画面よりも一回り大きい程度なので、リュックやトートバッグにも容易に収納できます。厚みも薄く設計されているため、かさばりにくいのが特徴です。
  • 接続性: USB-Cケーブル一本で給電と映像伝送を同時に行える「3-in-1ケーブル」にも対応しており、配線がシンプルで持ち運び時のセットアップが簡単です。
  • 描画性能: 筆圧8192段階、傾き検知60度に対応したスタイラスペンが付属しており、繊細なタッチから大胆なストロークまで、幅広い表現が可能です。
  • 対応OS: Windows、macOS、Android、Chrome OSに対応しており、様々なデバイスとの連携が容易です。
  • 価格帯: 液晶タブレットとしては比較的リーズナブルな価格設定となっており、初めて液晶タブレットを持ち運ぶ方にもおすすめです。
Artist 12 (2nd Gen)

Artist 12 (2nd Gen)は、Artist 10 (2nd Gen)よりも一回り大きい11.9インチの画面を搭載しています。

  • 描画領域の拡大: 11.9インチの画面は、より広い描画領域を必要とする方や、細部までこだわりたい方におすすめです。指先での操作を補うショートカットキーも配置されており、作業効率を高めることができます。
  • 携帯性とのバランス: 画面サイズは大きくなりますが、それでも薄型・軽量設計は維持されており、無理なく持ち運べる範囲内です。
  • その他特徴: Artist 10 (2nd Gen)と同様に、高感度なペン、多OS対応、シンプルな接続性といった利点を備えています。

Decoシリーズ (Sサイズ・Mサイズ)

Decoシリーズは、XP-PENの液晶を搭載しない「板タブレット」であり、そのシンプルさと低価格、そして抜群の携帯性が魅力です。

Deco mini4 / Deco mini7

Deco mini4やDeco mini7といったコンパクトなモデルは、さらに手軽に持ち運びたい方におすすめです。

  • 圧倒的な携帯性: スマートフォンや小型のタブレット端末とほぼ同等のサイズ感であり、ポケットや小さなポーチにも収まるほどの携帯性を誇ります。
  • シンプルな機能: 描画領域は限定されますが、基本的な描画機能は十分に備わっています。筆圧検知機能により、線の太さや濃淡を表現することができます。
  • 低価格: 液晶タブレットと比較すると、非常に安価に入手できるため、初めてペンタブレットを使う方や、サブ機として持ち運びたい方に最適です。
  • 接続性: USBケーブル一本で接続できるモデルが多く、セットアップも簡単です。
  • 対応OS: Windows、macOS、Androidに対応しています。
Deco 01 V2 / Deco L / Deco LW

Deco 01 V2や、より新しいモデルであるDeco L、Deco LWは、Deco miniシリーズよりも一回り大きな描画領域を持ちながら、薄型・軽量設計を維持しています。

  • バランスの取れた描画領域: 8×5インチや9×5インチといったサイズは、ある程度の広さがあり、本格的なイラスト制作にも対応できるレベルです。
  • ワイヤレス接続 (一部モデル): Deco LWなどのモデルでは、ワイヤレス接続に対応しており、ケーブルの煩わしさなく、より自由なポジションで作業ができます。これは、カフェなど限られたスペースでの作業において、非常に大きなメリットとなります。
  • ショートカットキー: 描画効率を高めるためのショートカットキーが配置されているモデルもあり、作業の快適性を向上させます。
  • デザイン性: 近年のモデルは、洗練されたデザインも魅力の一つです。

持ち運びの際の注意点と選び方

XP-PENの板タブレットを持ち運ぶ際に、いくつか考慮すべき点があります。

保護ケースの重要性

  • 傷や衝撃からの保護: 液晶タブレットの場合、画面は特にデリケートです。持ち運びの際には、必ず専用の保護ケースや、クッション性のあるスリーブケースを使用することをおすすめします。板タブレットであっても、表面に傷がつくと描画感に影響が出る場合があります。
  • 付属品の整理: ペン、ケーブル、替え芯などの付属品をまとめて収納できるケースがあると、紛失防止にもなり、持ち運びが格段に楽になります。

電源と接続方法

  • USB-C接続の利便性: 近年のモデルでは、USB-Cケーブル一本で給電とデータ転送が可能なものが増えています。これにより、別途電源アダプターを持ち歩く必要がなくなり、荷物を減らすことができます。
  • モバイルバッテリーの活用: 外出先で電源が確保できない場合、モバイルバッテリーで給電できるモデルであれば、場所を選ばずに作業が可能です。
  • PCとの互換性: ご自身の使用しているPCのOSやポートの種類を確認し、互換性のあるモデルを選ぶことが重要です。

描画性能と携帯性のトレードオフ

  • 描画領域: 描画領域が広いほど、より繊細な表現が可能になりますが、それに伴い本体サイズも大きくなります。ご自身の制作スタイルや、持ち運びたい場所での作業スペースを考慮して、最適なサイズを選びましょう。
  • 液晶タブレット vs 板タブレット: 液晶タブレットは、画面に直接描画できるため直感的ですが、一般的に板タブレットよりも高価で、持ち運びにはより注意が必要です。一方、板タブレットは安価で携帯性に優れていますが、画面を見ながら描く練習が必要です。

予算

XP-PENの板タブレットは、エントリーモデルからプロフェッショナル向けまで幅広くラインナップされています。ご自身の予算と、必要とする機能を照らし合わせて、最適なモデルを選びましょう。

まとめ

XP-PENの板タブレットは、その優れた機能性とコストパフォーマンスから、持ち運び用のデバイスとしても非常に魅力的です。

  • Artistシリーズ (8~10インチモデル): 液晶タブレットで、携帯性と描画領域のバランスを求める方におすすめです。特にArtist 10 (2nd Gen)は、コンパクトさと性能を両立しています。
  • Decoシリーズ (S/Mサイズ): 液晶を搭載しない板タブレットで、圧倒的な携帯性と低価格を重視する方におすすめです。Deco miniシリーズは究極の携帯性、Deco L/LWはバランスの取れた描画領域を提供します。

持ち運びを考える際には、保護ケースの準備や、電源・接続方法の確認も重要です。ご自身の制作スタイルや予算に合わせて、最適なXP-PENの板タブレットを見つけ、どこでもクリエイティブな活動を楽しみましょう。