XP-PENの板タブを持ち運びにおすすめのモデル

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XP-PEN板タブ持ち運びにおすすめモデル

はじめに

XP-PENの板タブは、そのコストパフォーマンスの高さと豊富なラインナップで、初心者からプロフェッショナルまで幅広いユーザーに支持されています。特に、外出先や移動先でイラスト制作やデザイン作業を行いたいと考えている方にとって、持ち運びのしやすさは重要な選定基準となるでしょう。本記事では、XP-PENの板タブの中から、持ち運びに特におすすめのモデルをピックアップし、それぞれの特徴、メリット・デメリット、そしてその他の考慮事項について、詳しく解説していきます。

持ち運びにおすすめのモデル:Artistシリーズ

XP-PENのArtistシリーズは、薄型・軽量設計を特徴としており、持ち運びを重視するユーザーに最適です。その中でも特におすすめなのが、「Artist 12」と「Artist 13」です。

Artist 12 (2nd Gen)

Artist 12 (2nd Gen)は、11.9インチというコンパクトな画面サイズが最大の魅力です。カフェのテーブルや新幹線の中など、限られたスペースでも快適に作業ができます。

* 画面サイズと携帯性:11.9インチのIPSディスプレイは、十分な描画領域を確保しつつ、リュックサックやトートバッグにも容易に収納できるサイズ感です。重量も約0.8kgと軽量で、長時間の持ち運びでも負担になりにくいでしょう。
* 描画性能:8192段階の筆圧感知と、60度の傾き検知に対応しており、繊細なタッチや滑らかな筆致を再現できます。4K解像度(3840 x 2160)に対応したモデルもあり、高精細な描画が可能です。(※解像度はモデルによって異なりますので、購入前にご確認ください。)
* 接続性:USB-Cケーブル1本で給電と映像信号の伝送を同時に行える「3-in-1ケーブル」または「USB-C to USB-C」接続に対応しており、配線がシンプルで持ち運び時のセットアップも簡単です。
* その他:目に優しいアンチグレア加工が施された画面は、照明の反射を抑え、長時間の作業でも目の疲れを軽減します。また、カスタマイズ可能なショートカットキーを搭載しており、作業効率を向上させることができます。
* メリット:
* 圧倒的な携帯性:コンパクトで軽量なため、どこへでも気軽に持ち運べます。
* 鮮やかな色彩表現:sRGBカバー率100%(またはそれ以上)の広色域により、豊かな色合いで描画できます。
* 直感的な操作性:画面に直接描けるため、紙に描くような感覚で作業できます。
* デメリット:
* 画面サイズ:より広大な描画領域を求めるユーザーにとっては、やや手狭に感じられるかもしれません。
* 高解像度モデルは比較的高価:4Kモデルなどは、標準モデルより価格が上がります。

Artist 13 (2nd Gen)

Artist 13 (2nd Gen)は、Artist 12よりも一回り大きな画面を持ちながら、依然として高い携帯性を維持しています。より広々とした描画領域を確保したいが、大きすぎるのは避けたいという方におすすめです。

* 画面サイズと携帯性:13.3インチのIPSディスプレイは、バランスの取れたサイズ感で、多くの作業環境に適しています。重量も約0.9kgと、Artist 12と比較しても大きな差はなく、携帯性に優れています。
* 描画性能:Artist 12と同様に、8192段階の筆圧感知と60度の傾き検知に対応しており、高精度な描画が可能です。こちらも4K解像度に対応したモデルが存在します。
* 接続性:USB-Cケーブル1本での接続に対応しており、シンプルでスマートなセットアップが可能です。
* その他:Artist 12と同様の目に優しいアンチグレア加工や、カスタマイズ可能なショートカットキーを備えています。
* メリット:
* 適度な描画領域:Artist 12よりも広く、より快適な描画体験を提供します。
* 優れた携帯性:画面サイズと重量のバランスが良く、持ち運びやすさを損ないません。
* コストパフォーマンス:同等クラスの他社製品と比較して、高いコストパフォーマンスを実現しています。
* デメリット:
* Artist 12よりは大きい:極限までコンパクトさを求める場合は、Artist 12の方が有利です。

持ち運びにおすすめのモデル:Decoシリーズ(液タブではない板タブ)

液タブではなく、より軽量でシンプルな板タブを求めている場合、XP-PENのDecoシリーズも有力な選択肢となります。中でも「Deco 03」や「Deco LW」などがおすすめです。これらのモデルは、画面がないため非常に軽量であり、ノートパソコンと組み合わせて使用するのに最適です。

Deco 03

Deco 03は、薄型・軽量で、広大な描画エリアを持つ板タブです。

* 描画エリアと携帯性:10×5.625インチの描画エリアは、十分な広さを確保しており、ダイナミックな筆致も描きやすいです。重量はわずか約560g(※推定値、製品仕様をご確認ください)と非常に軽量で、持ち運びは極めて容易です。
* 描画性能:8192段階の筆圧感知と、傾き検知機能を搭載し、自然な描き味を提供します。
* 接続性:USB接続で、シンプルで安定した動作が期待できます。
* その他:カスタマイズ可能なショートカットキーを搭載しており、作業効率を高めることができます。
* メリット:
* 抜群の軽量性:持ち運びの負担がほとんどありません。
* 広大な描画エリア:ダイナミックな描画が可能です。
* 低価格:液タブと比較して非常にリーズナブルに入手できます。
* デメリット:
* 画面がない:直接画面に描くことができません。ノートパソコンの画面を見ながら描く必要があります。
* 慣れが必要:画面と描画エリアのズレに慣れるまで、多少の練習が必要です。

Deco LW

Deco LWは、ワイヤレス接続に対応した板タブで、より自由度の高い制作環境を実現します。

* 描画エリアと携帯性:Deco 03と同様の広大な描画エリアを持ち、軽量です。
* 描画性能:8192段階の筆圧感知と傾き検知に対応し、高品質な描画が可能です。
* 接続性:2.4GHzワイヤレス接続に対応しており、ケーブルレスで作業できます。USB接続も可能です。
* その他:カスタマイズ可能なショートカットキーを搭載。
* メリット:
* ワイヤレスの自由度:デスク周りがすっきりし、よりリラックスした姿勢で描けます。
* 軽量で携帯性も高い:持ち運びにも適しています。
* デメリット:
* 画面がない:Deco 03と同様、画面を見ながら描くスタイルになります。
* ワイヤレス充電:バッテリー駆動のため、充電が必要です。

その他の考慮事項

XP-PENの板タブを持ち運ぶ際には、以下の点も考慮すると良いでしょう。

* 保護ケース・スリーブ:画面の傷つき防止や、衝撃から保護するために、専用の保護ケースやスリーブを用意することをおすすめします。
* 接続性:お使いのノートパソコンやタブレットのUSBポートの種類(USB-A、USB-Cなど)を確認し、対応したケーブルが付属しているか、または別途用意する必要があるかを確認しましょう。
* 電源</d:液タブの場合、外部電源が必要なモデルもあります。持ち運び先で電源が確保できるかどうかも考慮が必要です。USB-Cケーブル1本で給電できるモデルは、携帯性に優れています。
* ペンの収納:ペンは失くしやすいため、ペンホルダーやケースに固定できる仕組みがあるかどうかも確認すると良いでしょう。
* ドライバのインストール:持ち運び先ですぐに使用したい場合は、事前にドライバをインストールしておくとスムーズです。

まとめ

XP-PENの板タブで持ち運びに特におすすめなのは、Artistシリーズ、特に「Artist 12 (2nd Gen)」と「Artist 13 (2nd Gen)」です。これらのモデルは、コンパクトなサイズ感と軽量性、そして高い描画性能を両立しており、外出先でのクリエイティブな作業に最適です。

より軽量でシンプルな板タブを求める場合は、画面のない「Decoシリーズ」の「Deco 03」や「Deco LW」も有力な選択肢となります。特に、ワイヤレス接続の自由度を求めるなら「Deco LW」がおすすめです。

ご自身の制作スタイルや、持ち運ぶ際の環境、そして予算などを考慮して、最適な一台を見つけてください。XP-PENの板タブは、手軽に高品質なデジタル制作を始めるための強力なパートナーとなるでしょう。