XP-PEN液タブの外部電源不要な使用方法
XP-PENの液タブは、その利便性から多くのクリエイターに支持されています。特に、外部電源を必要とせずに使用できるモデルは、場所を選ばずに作業ができるため、非常に人気があります。この文書では、XP-PEN液タブを外部電源なしで最大限に活用するための方法について、詳しく解説します。
接続方法:USB-Cによる給電と映像伝送
XP-PENの多くの最新液タブモデルは、USB Type-Cケーブル1本でPCと接続することで、給電と映像伝送を同時に行うことができます。これは、PCのUSB-CポートがDisplayPort Alternate Mode(DP Alt Mode)とUSB Power Delivery(USB PD)に対応している場合に限られます。
DP Alt Modeとは
DP Alt Modeとは、USB Type-Cポートを介してDisplayPort信号を伝送する規格です。これにより、USB-Cケーブル1本で高解像度の映像をPCから液タブに送ることができます。
USB PDとは
USB PD(Power Delivery)は、USB Type-Cポートを介して、より高い電力供給を可能にする規格です。液タブがPCから電力供給を受ける場合、このUSB PD規格に対応していると、外部電源アダプターなしで液タブの動作に必要な電力を確保できます。
互換性の確認方法
お使いのPCがDP Alt ModeとUSB PDに対応しているかを確認するには、以下の方法があります。
- PCの仕様書を確認する:PCメーカーの公式ウェブサイトや製品マニュアルで、USB-Cポートの対応規格を確認してください。
- USB-Cポートの形状を確認する:USB-Cポートの横に、雷マーク(Thunderbolt 3/4)やDPマークが表示されている場合は、DP Alt Modeに対応している可能性が高いです。
- PCメーカーに問い合わせる:不明な場合は、PCメーカーのサポートセンターに直接問い合わせるのが確実です。
対応ケーブルの重要性
USB-Cケーブルは、見た目が同じでも、対応する規格によって性能が大きく異なります。外部電源なしで液タブを使用するには、DP Alt ModeとUSB PDの両方に対応した、十分な電力供給能力を持つUSB-Cケーブルを使用することが不可欠です。XP-PEN純正のケーブルや、信頼できるメーカーの製品を選ぶようにしましょう。
外部電源不要で使用できるモデルの例
XP-PENのArtistシリーズやArtist Proシリーズには、外部電源不要で動作するモデルが多数存在します。例えば、「Artist 13 (2nd Gen)」や「Artist 15 (2nd Gen)」などが代表的です。これらのモデルは、前述のUSB-C接続により、PCからの電力供給のみで動作します。
モデルごとの仕様確認
購入を検討されているモデルや、現在お使いのモデルが外部電源不要で使用できるかについては、必ずXP-PENの公式サイトで最新の製品仕様を確認してください。製品ページには、必要な接続方法や対応するPCの条件などが明記されています。
外部電源不要で使う際の注意点
外部電源なしで液タブを使用する際には、いくつかの注意点があります。
PCの電力供給能力
PCのUSB-Cポートから供給される電力は、PC本体の設計や設定によって変動する可能性があります。特に、多くのUSB機器を同時に接続している場合や、PCが高負荷な状態にある場合、液タブへの電力供給が不安定になることがあります。
バッテリー消費への影響
PCが液タブに電力を供給する場合、PC自身のバッテリー消費が増加します。ノートPCで使用する際には、バッテリー駆動時間が短くなることを考慮しておきましょう。可能であれば、ACアダプターに接続してPCを使用する方が、電力供給の安定性という点でも推奨されます。
輝度や機能の制限
一部のモデルでは、USB-C接続のみの場合、最大輝度が制限されたり、一部の高度な機能が利用できなかったりする場合があります。これは、外部電源アダプターからの電力供給の方が、より安定した高出力が可能であるためです。より鮮やかな表示や、全ての機能をフル活用したい場合は、外部電源の使用を検討してください。
まとめ
XP-PENの液タブを外部電源なしで使用することは、USB-Cケーブル1本でPCと接続することで可能になる場合が多く、非常に便利です。しかし、そのためにはPCのUSB-CポートがDP Alt ModeとUSB PDに対応していること、そして適切なUSB-Cケーブルを使用することが前提となります。ご自身のPC環境と液タブの仕様をよく確認し、最適な方法でXP-PEN液タブを活用してください。もし電力供給に不安がある場合や、より高いパフォーマンスを求める場合は、外部電源アダプターを使用することを推奨します。
