Nikon スライドコピーアダプター ES-1について
Nikon
35mmスライド フィルムをデジタルデータ化 ネガフィルムをポジ反転してJPEG画像として保存可能
Nikon スライドコピーアダプター ES-1 口コミ
ネガフィルムをデジタルに変換するために購入しました、フィルムデジタイズ配光アダプターキットと引っ付けて使うと便利になりました。
昔のフィルムをディジタル化するのに使っています。スキャナーでスキャンするより一眼レフで接写する方が早くできます。カラーネガやモノクロフィルムだと色の反転が必要ですが、それは画像処理ソフトでできました。PENTAXからも同様の物が出ていますが、偶然私のPENTAXレンズが同じフィルター経だったため、こちらの方が安くそのまま使えます。
似たような製品は多数存在していますが、Nikon製は高い代わりに品質が良いです。一番重要なのが光の透過部分で、安い製品は光にムラが出たりWBが崩れます。ネガやポジを単体でデュプリケートするならこれを選べば間違いないと言えます。簡易的にデュプリケートする際の手堅い製品です。
大量の35mmフィルムのデジタル化の為、このアダプターを使ってみました。
結果を先に言いますと、1つ気になる点はあるものの時間・手間・画質等々では満足しております。
以下の順に装着してます。
CANON EOS 80D
CANON EF24-70mm F4L IS USMのマクロ機能使用
保護フィルター
MARUMI ステップダウンリング 77mm→52mm
スライドコピーアダプター ES-1
この組合せで、ES-1を最短にした状態で35mmフィルムが添付写真の様に撮影できます。(実際のフィルムはオレンジ色ですが、PCリモート撮影しホワイトバランスをフィルム枠部分で指定して撮影しているのでこの様な色になってます)
フィルムはヨ○バシで買ったガラスネガキャリア 35mm 厚み1.3mm(残念ながらAMAZONでの販売がありません)で挟み、ES-1でスムーズにスライド可能です。但し、白手袋は必須です。
白手袋は、指先でフィルムやガラスの埃やゴミ取りが出来るので布製の柔らかい物が良いです。
先に言いました気になる点ですが、添付写真の様にカメラを下向きにして撮影しているのでES-1が1~2mm伸びてきてしまいます。時々指で軽く押し上げるのを忘れるとピンボケしてしまいます。簡単なロック機能があれば良かったと思います。今はマスキングテープで止めてます。
慣れてくるとフィルム1本分(24枚)の複写が数分で完了です。ネガをシートから取出し→ガラスにセット→撮影→シートに収納、まで10分掛りません。
大量撮影される方は、カメラはAC電源接続、PCリモート撮影(PC画面でAF後に絞込みしてピント合わせ)がお勧めです。
中心部の切出し画像を追加しました。
性能は良いが、価格が高く思う。
これがブランドということか。
ネガをデジタル転写するために使用しています。
この作業、「デュープ」というようです。
銀塩時代の撮りためた写真がたくさんあり、そろそろまじめに保管方法を考えないと、カビや劣化し始める時期にきていました。
そこで、ググってみたところ、同じような悩みを抱えている方がたくさんいることが分かり、デジタル一眼カメラで転写するという方法を見つけました。
マクロレンズがあれば、とりあえずできそうなカンジだったので、そのほかの機材を準備しました。
その中の一つが「スライドコピーアダプター」と呼ばれるこの商品です。
このアダプターをマクロレンズに取り付けて使用します。
注意点は、マクロ倍率と最短撮影距離をしっかりと確認(計算)しないとフォーカスが合わないという事態になります。
私の場合は、 Canon EOS 60D と Canon EF24-70mm F4L IS USM でちょうどよく収まりました。
あと、フィルター径を合わせるためにステップダウンリングも使用しています。
ネガを撮影した後は、レタッチソフトで反転作業や色合わせを行う必要がありますが、楽しい作業です。
懐かしい写真を観ながら、当時を振り返るいい機会になります。
昔のネガをデジタル化したかったですが、スキャナーが高いので諦めてました。3000円台で何かないかと探したら、これを発見。自分のカメラがNikonだったこともあり即購入。ただ自分は自作しましたが、フィルムホルダは必須です。また、照明はアダプターの真ん前にしないと露出が足らなくなると思います。
フォルダがうまくはさめず、ネガに傷がついてしみました。結局、分解して押さえ金具を曲げなおして使えるようになりました。